3キャリアが5G通信サービスの開始を発表したけれど・・
いよいよ3キャリアの5G通信サービスが、始まりましたね・・。
だけど正直、全然期待していません。
J-CASTニュースさんのニュースを見ても分かりますが、ほぼベータ版といっていいほどの内容です。
だけどまあ、いいんですよね。これで。
そもそも喧伝されている5Gによる明るい未来が、すぐそこにあるわけでもないのですから。
ヤルヤル詐欺被害者だから分かる最先端技術とやらの信憑性
「ヤルヤル詐欺被害者」という言葉にはのっぴきならない響きがありますが、以前からの読者の方はご存知の通り4G通信サービスが始まったときに、被害に遭っています。
auで4G回線を新規契約してiPhone(確かiPhone5だったはず)で「最先端の端末で最先端の回線だー!」なんてちょこっと盛り上がりつつ、珍しくアーリー・アダプター気分を味わいながら使っていたものです。
実際、当初は謳われているとおりに4G回線(地域は名古屋)の速度は大したものでした。
だけど・・一週間も経たないうちに、この4G回線の通信速度は下り/上りとも激オソになりました。
今までの3G回線さえ下回るくらいの激オソ具合で、さすがにショップなりサポートセンター(だったかな)へお問い合わせを行いました。
最先端技術は皆に提供されていないから最先端である
でまあ、複数の窓口から得られた結論は、用意されている4G回線の容量が途方もなく細いということでした。
回線に対してユーザ数が多くなり、結果としてネットワークが混雑して・・とか云々カンヌン。
ぅぅぅうううん・・。
だけど、数日で混雑が発生してしまう回線ってどんな細さなんですか!
と語気を強めて問い質したい経験でした。
確か、訴訟を起こしていた方もいらっしゃったと記憶しています。
訴訟の行方は追っていませんが、ADSLの時代からある「ベストエフォート」という便利な言葉で、チャラになっていたことでしょう。
ADSL開通時にも思ったけど、本当に都合よく響きも悪くない言葉です。
この4Gサービス提供開始時に飛びついた経験は、いま思い出してもイラッときます。
だけどまあ、学びましたよ。
最先端技術は皆に提供されないから最先端技術であるということを。
加えて、最先端技術のサービス提供はベータ版の商用提供に等しいということも。
auの4Gの件なんて、テスト用回線をそのままベータ提供したのと状況的には変わりませんもんね。
いや、本当にテスト用に使っていた回線をそのまま商用回線に回していただけなんじゃないかな・・。
だとしたら、許せませんが。
どっちみち、私はこれら3キャリアを信用することはないので、いいんですが。
楽天にも期待してたんですが、昭和以前の感覚でこの時代の経営をしようとしているから、一緒のことだと分かりましたし。
気を取り直して、3大キャリアの5Gサービス提供内容をまとめてみる
とまあ、喧伝されている5Gも4Gのスタートと同じだろという趣旨でクサしていますが、とりあえず何らかのお役立ち情報は書きたいので、3大キャリアの5G通信サービスの提供内容を、大まかながらまとめました。
よろしければ、ご参考になさってください。
【ドコモ、au、ソフトバンク 3大キャリアの5Gサービス提供内容一覧】
プロファイル \キャリア | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
5G通信サービス開始日 | 2020年3月25日 | 2020年3月26日 | 2020年3月27日 |
主な対応エリア* | 全国150箇所 | 15都道府県の一部 | 6都府県の一部 |
対応機種 | 7機種 | 5機種 | 4機種 |
通信速後* DL/UL | 3.4Gbps / 182bps | 2.8Gbps / 183bps | 2.0Gbps / 103bps |
主対応プラン | 5Gギガホ | データMAX 5G | 従来プラン+5G基本料 |
上記プラン月額 | 7,650円 | 8,650円 | 従来最大プラン+1,000円 |
*対応エリアは2020年3月下旬時点
*通信速度はベストエフォート値
ということで、今回の記事は4G開通の嫌な思い出を共有しつつ、最先端技術なんて所詮ベータ版でしかないんだよという・・。
いや、違った。
輝かしい未来が待っている5G回線の始まりニュースでした。
ヤルヤル詐欺になりませんように。
ええ、ちょっとやさぐれてます(´・д・`)ノyo ーッ と。
(了)