Amazonプライムはお得!
そう思わされる大きな要素がAmazonプライムのサービスの中の一つ、プライムビデオであることは誰もが認めるところと思います。
Netflix、HuluといったVideo On Demand(以下VOD)専業サービスと比べると若干見劣りするという声も耳にしますが、最近はオリジナルのコンテンツも増えてきて私も再び視聴時間が増えてきています。
この記事では、アマゾンプライムビデオの概要と料金面、楽しみ方などをメリット&デメリット交えてご紹介したいと思います。
Amazonプライムビデオとは
プライムビデオの概略
Amazonプライムビデオは、言わずと知れた有料のAmazonプライム内の特典(サービス)のうちの一つです。
Amazonプライム登録会員なら、追加料金なしでお好みのドラマや映画、その他の映像作品を視聴することができます。
最新作は多くないものの、映画やドラマにおいては過去の名作、ヒット作が数万(2020年1月末時点の検索結果では6万件以上)あります。
この数万の中にはAmazonオリジナル制作のドラマや映画もあります。とくに海外が舞台のドラマが有名ですが、日本では松本人志のような大御所芸人が出演するバラエティ作品も人気が高いようです。
対応端末について
アマゾンプライムビデオの対応端末について、下記のようにまとめてみました。
※幾つかのレビューと主観から判断しています
やはり、といいますか歴史的にパソコンが一番使いやすいのは否めません。
とくに検索機能してウォッチリスト登録や加除など、見たい作品の管理については、利便性が高いです。
私は見たい作品をパソコンで記録して、外出先でスマホやタブレット端末で見たりしています。
対応端末 ※対応度オススメ順
- パソコン(Windows、Macともブラウザやアプリ)
- Amazon Fire TV、Fire TV Stick(Wi-Fi接続&TVモニターへの接続で視聴)
- スマートフォン(Android、iPhone)
- タブレット(Android、iPad、Fire)
- ゲーム機(Play Station、Wii Uなど=テレビと接続で視聴)
- ブルーレイレコーダー、プレーヤー(対応機種のみ)*
- スマートテレビ(対応機種のみ)*
*未検証ですが機種が限られているので、この順位としました
全般的な話になります、パソコンとスマホ、タブレットだけをとってみても操作性がかなり違う点があります。
ウィッチリストだったりマイアイテムだったり、呼称の統一も(分かるけれど)今ひとつな点もありますので、異端末を行き来して見る場合は、それぞれのアプリに慣れが必要かも知れません。
プライムビデオの料金について
プライム会員は基本、追加料金なしだけど・・
プライム・ビデオはAmazonプライムの中のサービスの一つなので、有料・無料体験を問わずプライム会員であれば、対象作品を追加料金なしで視聴することができます。
対象作品には、サムネイル(作品タイトルの画像)の左上に斜めがけで「Prime」と書かれた白地の帯がつきます。これはプライム会員対象で、追加料金不要の作品です。
対象作品の判別に注意
ただ俳優や作品名で検索していくと、プライム会員にログインした状態でも「プライム」と記されていない作品も対象にあがってきます。
これはプライム対象でない作品なので、何も考えずに先に進んでいくと100円から数100円の料金がかかってしまうので、追加を支払いたくない方は注意してください。
定期的に100円レンタル作品も
週末にはほぼ定期的に1作品100円でレンタルできる作品が、30-40作品程度用意されます。
これらのレンタル作品は30日の間に購入視聴して、視聴開始後48時間は何度でも見返すことができます。
ここで新作・準新作が見れたりします。
覚えている限りでは「エイリアン・コヴェナント」やスター・ウォーズシリーズの「ハン・ソロ」なんかは、かなり早かったのではないかと。
最近(2020年2月)にはドラゴンボールの新作も見れたりしています。
※このレンタルについての私自身の経験ですが、何度か借りておいて見ないまま忘れて期間が過ぎてしまったことがあります
ウォッチリストに入れるかして、レンタル購入したら忘れないようにしましょう(^^)
料金について
プライム会員に含まれる料金は前払いで、年間4,900円(税込み)。
月額に換算すると408円(税込み)。配送関連やミュージック、フォトなどの特典とセットで考えるとお得感が強いです。
月額では500円(税込み)になりますね。
プライムビデオのメリット(まとめ)
続いてプライムビデオのメリットを取りまとめてご紹介します。先にも少し触れましたが、NetflixやHuLuといった他のVODサービスに比べると、ラインナップに物足りなさがあるという記事も目にします。
主に最新作が多く見れないという意見です。これはごもっとも。とはいえ、準新作なんかは注目のタイトルも見れることがあります。
そういった点も踏まえて、以下にプライムビデオのメリットをご紹介します。
他VODのほぼ半額の割には・・
作品数や内容など単純比較はできませんが、単純にビデオ視聴のサービスとしてみても、Amazonプライムビデオは他VODサービスのほぼ半額で楽しむことができます。
突き詰めて「この作品・新作を見たい」という方でなければ、十分なコストパフォーマンスを感じることと思います。映画・ドラマ好きなら、他のVODサービスと併用するケースもあることと思います。
無料対象作品のラインナップと充実度
作品の充実度については人により評価が違うと思いますが、値段を見た場合の充実度でいうとほとんどの人は高い評価を与えるのではないでしょうか。
大まかなジャンルで比べると「映画<オリジナルコンテンツ<ドラマ」の順に充実度が高いと思います。
映画ラインナップの充実度=★★★
個人的には星4つに近い、星3つの充実度だと考えています。
年間契約というタームで見るという条件はつきますが、過去の名作が無料範囲内で見ることができます。
黒澤明監督作品や米国の古い作品なんかは(改めて)こちらで視聴することができました。
定期的にシリーズものも見れて、トム・クルーズ主演の映画版ミッション・インポッシブルは90年代のシリーズ初回作から2018年に作られた「ミッション:インポッシブル フォールアウト」まで通しで見ることもできます(2020年2月下旬時点)。
細かいところをいえば、全体的に吹替版が少ないのかもしれません。
吹き替え派の方も多いと思いますので、ここは見たい作品に関してチェックするポイントかもしれません。
テレビドラマ作品の充実度=★★★★
テレビドラマ作品の充実度はかなり高いといえます。
アニメなんかはみたいなーと思っていた作品がちょうど無料対象に出てくることが多く、満足度は高いです。
ただ、アニメに関しては無料対象期間が短い場合が多いような気がします。
見ていなかったけど見てみたいなーという作品がある方は、一度探してみる価値はあります。
それと何よりテレビドラマでいえば、海外の欧米系の作品の充実度は素晴らしいものがあります。
代表的なものでは、海外ではファンタジーの大作「ゲーム・オブ・スローン」があります。
作品について書き出すと記事幾つか分になってしまうのでURLリンクで留めておきますが、これは文字通りハマりました。
薔薇戦争を下敷きにした原作をベースに作られていて、リアルに近いファンタジー好きな方にはオススメです。
最新作の手前のシーズンで有料対象になってしまいますが、最初から見ているうちに有料が無料対象になっていたなんてことも・・。
他にはBBC制作のクオリティの高い作品、ミステリー系、孤独のグルメなど人気作品が多く含まれています。
オリジナル作品の充実度=★★★★★
これは評価基準がぶれるところですが、私は条件付きで5つ星と考えています。
見る人によって好みが分かれるところがあり、全体的にみた完成度の高さやプロット・構成などに対する充実度とでもいいましょうか。
Amazonオリジナルのコンテンツではドラマ系が多く、比較的初期の頃は映画「ボヘミアン・ラプソディ」でブレイクを果たしたラミ・マレックが主演を努めていた「Mr. Robot(ミスター・ロボット)」なんかが代表作でした。これについてはあんまり面白くなかったかな・・。
同じくオリジナルコンテンツでは少し前にシーズン1が始まった「Carnival Raw(カーニバル・ロウ)」が注目作品とされています。「ロード・オブ・ザ・リング」のレゴラス役や「パイレーツ・オブ・カリビアン」で有名なオーランド・ブルームが主役で出演しています。
シーズン1だけでまだ始まったばかり感が強いですが、今のところ引き込まれています。
「ウエスト・ワールド」なんかも人気作品のようです。
オリジナルコンテンツは年々、予算のかかり方がすごくなっていて中途半端な映画よりもクオリティが高い印象です。
見逃し系作品に強み
ドラマや映画についてはとても多くのコンテンツがあり、充実しているといえます。
ここでは概要にとどめておきますが、多くのユーザが満足しているサービス内容です。
最新の映画やドラマが常に多いわけでもなく、見たい作品が必ずしも無料範囲内にあるわけではありません。
しかしながら、NetFlixやHuLu、U-NEXTといった類似VOD(Video On Demand)サービスと比べても、まったく遜色ありません。
バランスがとれたラインナップで、高いコストパフォーマンスといえます。
とくに外国ドラマ、ちょっと前のヒット映画、独自作品などに強みがあるのではないかと感じています。
※映画は一定期間後に対象でなくなってしまうので、ウォッチリストに入れたら頭に入れておいてください。
「期間限定公開が終了する作品」というプレイリストもあるので、私はときどきチェックしています^^;
Amazonプライムビデオのデメリット
メリットが多いAmazonプライム・ビデオですが、目立たないながらもデメリットもあります。
私なりに感じているデメリットもいかに列挙したいと思います。
最新作がちょっと少ない
これは他のVODサービスに比べてよく云われていることですね。
私も同感します。
ただ、個人的にはとにかく最新作を見たい! というタイプではないので、あまり評価ポイントになっていません。
すでに述べたように見逃してしまった作品や、当初は話題にならなかったけれどジワジワと評価を上げた作品の方に興味を持つからです。
映画を見逃してしまったという人は新作ビデオを見たいという需要がありますが、それ以外の人にはそれほど新作ビデオに対する需要は高くないように感じますが・・。
やや不便なパソコン以外の端末
細かいところなのですが、操作性はパソコンの端末の使いやすさが圧倒的で、タブレットやスマホ端末で作品を探しながら見るのが(あくまで比較ですが)不便に感じています。
突き詰めるとタブの開閉が自在なパソコンのブラウザに比べて、画面的な制約が大きいモバイル端末との違いなのですが、慣れれば問題ないという声も聞きます。
私はパソコンで見つけてウォッチリストに登録し、タブレットやスマホで視聴するようになっています。
一部課金コンテンツとの見分けがしづらい
これが小さいながらも不評を買ってしまうポイントと思いますが、検索していてときどき左上にタスキがかかっていない作品がプライム対象の中に入ってきます。
よく知らない場合「引っ掛けだ!」とお怒りになる向きもあることと思います(=以前の私)が、プライム会員対象に安価に提供しているという側面もありますので、無料を貫く場合は左上のタスキにご注意くださいね。
吹替版がやや少ない
この吹替版の少なさについては概出ですが、デメリットということで挙げました。
他サービスがどうかというと、似たりよったりな面もりように思います。
ただ話題作、人気作品に関してはしっかりありますので、ものすごく大きなデメリットとは言えないかもしれません。
無料体験について
Amazonプライムは1か月の無料体験期間が設定されています。
期間内の解約ルールも整備されていて、障壁は低めだと思います。
Amazonプライムのルールに準拠
体験申し込み後30日を過ぎると、自動的に有料プランに移行するようになっています。
体験してみて継続しないのであれば、解約手続きを行ってください。
解約手続きを早めに行っていても、30日間の無料体験は享受できます。
たとえば2週間くらいで「やめておこう」と思っていたのに1か月過ぎるまで思い出す自信がないようなら、早めに行っておいてもいいわけです。
ここは良心的な仕組みですね。
もう少し詳しくプライムビデオ
動画のダウンロード
タブレットやスマホ端末では動画をダウンロードすることができます。
パソコンではできないのですが、タブレットやスマホには許可されています。
複製防止の意味合いが強いと思いますが、タブレットやスマホからのデータ移行が以前より簡単になってきているので、いずれ動画のダウンロードはできなくなっていくのではないかと考えられます。
複数端末での再生について
あまり知られていないのですが、同じ作品を別端末(=本人以外)で視聴することはできません。
たとえばお母さんが、端末で「ゲーム・オブ・スローン」シーズン1の一作目をパソコンで見ているのと同じタイミングで息子さんがタブレットで見ようとしてもエラー画面が出て見ることができません。
あまりないことですが、映画よりもドラマで見ようとする際に生じる同一作品同時視聴不可制限は発生しやすいです。
これが別のアカウントであればもちろん問題はありません。
プライムビデオの解約方法
Amazonプライムビデオの解約方法は、Amazonプライムの解約方法に準じます。
Amazonプライムは1か月の無料体験期間が設定されています。
これについては過去に書いた記事がありますので、こちらをご参照ください。
解約手続きの予約も可能
上の記事の最後部にもありますが、お試し期間中に解約手続きをしたら即解約というわけではなく、解約日の予約設定が可能になっています。
万人がこのプライムビデオ他のサービス内容にメリットを感じるわけではないので、解約方法もある程度把握した上で試してみるのは大事ですよね。
無料体験から始まるAmazonプライムビデオのある生活
などとまあ、どれだけ書いてみても実際に体験してみないと判断はつけられません。
一カ月の無料体験で様子を見てみてはいかがでしょう。
(了)