【ZOOMより】GoogleカレンダーにMeetビデオ会議が実装【ちょっと安心?】

【ZOOMより】GoogleカレンダーにMeetビデオ会議が実装【ちょっと安心?】 ICT& Trend
GoogleカレンダーにMeetビデオ会議が実装

テレビ会議は日本人にはなじまない、なんて起業した約10年前には仲間とうそぶいていました。

しかしながら、画面共有がとても便利だったので家から出たくないメンバーがいたり、遠隔地のプログラマーと打合せ兼共同作業を行う際なんかには、Skypeを頻繁に使っていました。
※そういえば、Microsoftに買収される前後のこと

それ以来ずっとSkype派だったんですが、こういう時期なので他にもテレビ会議ツールを試しています。

LINEに始まってiPhoneデフォルトのFacetimeに、認知度が一気に上がったZOOMなど。

何かと話題のZOOMは昨今、ブームなくらい使われてましたよね。

私もZOOMには興味あったんですがSkypeでいいやと考えていたので、そんなに積極的には試してみようとは思っていませんでした。

とはいえこういう時期ですので、ZOOMを介した営業アプローチが何度かあり、私や上司も含めて差し障りのないシチュエーションでは、ZOOMを使う機会が生じています。

まずまず快適なZOOMだけどセキュリティ面が・・

そんなZOOMですが、もう業務で使ってみましたか?

私は今のところ社内業務では、使っていません。

世間の趨勢からみればかなり遅ればせながらです。

というのは、ZOOMのセキュリティ面の評判の悪さもあって、業務に使うのは抵抗感あったからなんですよね。

機能面は問題ないが、これじゃなくても感はあるZOOM

だけど使ってみると、まずまず快適。

使いやすさも性能面もバッチリ。

昨今のリモートワークでもてはやされるのも、分かるというものです。

セットアップはいつも私がやるんで、何だかちょっと詳しくなった感じもしています(エヘン)。

セットアップ自体はカンタンなので、誰でもできるレベルですよね。

だけどニュースで扱われたように、いわゆるセキュリティ面の心配がちょっとね・・という方は、少なからずいることと思います。

実際に被害に遭うほど頻繁に使用してはいないものの、ZOOM BOMB(ズーム爆弾?)にはじまって内容がツーツーだとかなんとか前もって聞かされると、なかなかビジネスでは手が出しにくいのが愛知県人気質。

だけどまあ、そんなこと言い出してもキリがないですよね。

所詮無料のツールなわけですから、そんなことはしないでしょうが覗かれたり記録されたり、果ては先方都合でサービスを止められても、文句のつけようがないのは周知の通り。

GoogleカレンダーにGoogle Meetビデオ会議が追加されていた!

・・メインテーマはGoogle Meetだったのですが、ちょっとZOOMの紹介が長すぎました。

ZOOMの隆盛を目にしたGoogleさん(つい敬称)が、同様な機能を持つサービスGoogle Meetを推してきています。

力を入れる的なニュースを目にしてはいましたが、連休開けに向けてGoogleカレンダーを覗いたら、あらビックリ。

カレンダー編集メニューの中に「Google Meetのビデオ会議を追加」と、いつの間にか目立つように加えられているではありませんか。※下記のような感じ

Googleカレンダーの編集メニューに現れたGoogle Meet設定

Googleカレンダーの編集メニューに現れたGoogle Meet設定

Google Meetのビデオ会議設定はわりとカンタン ただ・・

プレミアムユーザ向け(だったかな?)サービスだったのが、一般ユーザにも開放されたという方が正しいかもしれませんね。

カレンダーからのスケジューリングや、実際の会話品質もナイス。

設定もわりとカンタンです。

ただ、会話・会議をする双方・多方向のユーザのすべてがGoogleアカウントを有していないと、使うことはできません。

使う人にもよりますが、これは結構なネックになると言えるのではないかと思います。

気軽さに関しては、主催者がアカウントを保有してさえいれば、URLの送信くらいで会話や商談が始められるZoomに軍配が上がりますね。

このZoomに比べた上でのGoogle Meetの敷居の高さは一方で、セキュリティの高さでもあります。

どちらがいいか悪いかは、一概には判断できないかもしれません。

企業ユースを考えるとGoogle Meetの方が勝る

Zoomは御存知の通り、結構問題が多いサービスではあります。

情報がダークなWebで売られてたとか、私の大好きな東アジアの覇権国家に情報が流れているとか、嘘か真か分からないレベルの噂もありますし。

問題が相次いで発覚した「Zoom」でヴィデオ会議を開く際に、まずユーザーが考えるべきこと
新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が増えるなか、オンラインでのヴィデオ会議に使われる人気アプリ「Zoom」に相次いでセキュリティの問題が発覚した。これらの問題はヴィデオ会議へのニーズが高まるにつれ専門家や研究者にも注目され、さらなる問題の発...

ただ、そもそもが無料サービスなわけですので、過大な期待をする方がおかしいわけです。

その上からでもですが、同じく無料サービス(Zoom同様全てではない)のGoogle Meetの方がセキュリティ的に好ましい利用環境ではないかと思う次第です。

私の場合、個人情報どころか大概の重要情報はすでにGoogleに握られまくっている感が半端ないので今更漏洩を気にしても仕方がないとも思えますし。

漏れるなら新しい方へは漏らしたくないのは当然ですが、これに関してはもう諦めの境地かとw

ZoomとGoogle Meetの機能を比較してみると

ZoomとGoogle Meetの無料ユーザ向けの提供機能を比較してみました。

先述しましたが、利用参加の手軽さについてはZoomが勝りますよね。

2名なら時間無制限で使えるのもメリット大きいはず。

こういう時期なので、会議もさることながら商談ユースは非常に多いのでしょう。

【ZOOMとGoogle Meetの各無料版提供機能の比較表】

無料版機能 \種別 Zoom Google Meet
アカウント 主催者のみ要Zoomアカウント 主催者、利用者とも要Googleアカウント
連続利用が可能な時間 40分 / 2名利用なら無制限 60分(9月まで人数・時間とも無制限)
最大接続可能人数 100人 100人
画面共有機能 あり あり
会議録画機能 あり なし
PC利用環境 全機能利用には要アプリ サポートブラウザで全機能利用可
モバイル利用環境 専用アプリ 専用アプリ

手軽なんだけどZoomのご利用はホドホドに

だけどなのですが、やはり手軽さと「隙(スキ)」の多さはセットであることに留意していただきたいです。

Zoomのセキュリティ面への懸念は無論ですが、創業・本体=隣国であるLINEも本来は企業や官公庁の業務で使われるべきでないものであることは、念頭に置いておかないといけないことでもあります。

陰謀論に与するわけではありませんが、現代は従前の体裁をとらない戦争が水面下で行われているという見方もあるくらいです。

差し障りのない範囲であれば構わないのでしょうが、利用価値のある情報ほどこういったサービスから距離を置いて使用するべきなのではないかと思うのです。

なんていう割にはGoogleにどっぷり頼っている私であります。

まあ、そもそもがサーバに重要情報を置く姿勢がどうなんだ、というツッコミも成り立つわけで。

うーん、究極はオフラインですよね。

もうこういう時代になってしまっては、無理無理なんですが・・。

(了)

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