※Image by Apple
COVID-19(=新型コロナウイルス)の影響もあって、いつもの盛大な発表会が開催されないままMacBook Airをはじめとした製品がリリースされました。
今回はMacBook AirやMac miniの値下げを含むニュースバリューの高い製品が多かったように思うので、Apple的にはもったいない機会とタイミングだったなと思います。
そういえばアップルストアも休業したりして、世の中盛り下がってますね。
そんな中、普段は全然関心を払わないiPad Proの製品詳細を見ていたら、こりゃすごいなと思い記事化することにしました。
第4世代iPad Proに3次元距離測定機能を初めて搭載
背面にiPhone11みたいな複眼カメラ。
この恩恵で3次元距離測定が可能になったということでしょうか。
日経のWeb記事にもあるように、医学分野での応用が期待できそうです。
実際、大学の医学部の先生からiPhoneやiPadをはじめとしたモバイル端末を活用したアプリ開発のご相談を受けることもよくあったので、この機能を利用したアイデアが生まれてくることが見込まれます。
私もこの機能の検証だけでもいいから、第4世代iPad Proを手にしてみたいなと思いました。
LiDARスキャナで撮影対象物の距離測定を可能に
自分的な今回のiPad Proの注目アップデート内容をまとめると、下記のようになります。
◇LiDAR(ライダー)スキャナ機能の搭載
◇3次元距離測定が可能に(=なんだかすごい)
◇トラックパッドありのMagic Keyboard
◇フローティングデザインがなんだか格好いい
繰り返しになりますが、一番の注目はLiDARスキャナです。
これが動態の被写体に対してどこまで高い精度で測定できるのかとか、ものすごく興味があります。
まずスポーツ分野でやってみようと思う人が多くなるんじゃないでしょうか。
強化されたAR Kitにも言及されていますが、医療やスポーツ以外でもゲームとか夢が広がります。
新しいMagicKeyboardもギミックが効いている
タイトル画像にも使わせてもらいましたが、このフローティングデザインのiPadはなかなか格好いいです。
MacBook Airと価格的にも競るし、どっちか悩む人もおられるのではないでしょうか。
iPad OSでトラックパッド(=マウス)対応にした恩恵というのか、トータルデザインに与えた自由度は大きいと言えますよね。
フローティングデザインはボンダイ以降のiMacへのオマージュ?
いやあ、第4世代iPad Proもいいですねー。
フローティングデザインの横画像を見ていて思ったんですが、これってボンダイ以降のiMacへのさりげないオマージュなんじゃないか、とふと思いました。
・・なんてことはないか^^;
ともあれ、MacBook Airよりもはるかに軽いし格好いいしで、カフェで開かれる比率も増えるんじゃないでしょうか。
私も全然興味なかったんですが、LiDARスキャナにはじまってフローティングデザインのMagicKeyboardとの組み合わせを見たら、魅力を感じるようになりました。
お値段もこなれてきていて、こっちも売れそうな予感です。
(了)